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見かけと人。

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さてさて

前回の続き、なのですが

朝っぱらから
酔っ払いの浮浪者に遭遇した時のお話を1つ。


それは

アヴェニューモンテーニュと言うブランド街の一画で
バスを待っていた時のお話。

plaza.jpg

この辺りは治安が良く
ホームレスはほとんどいないのだけれども

前回のブログでちょいと説明した通り

”理性失っている”系の浮浪者は
どこにでも突如現れたりする。

なんせ彼らは、自由人。

自分の縄張りと言うか
座ってお金をお願いしたりする場所が無く

アルコールやタバコを求め
ふらふらしている人が多いのです。

どこで出会うかなんて
さっぱりわからないのですね。

bonmarchepres.jpg

先日もボンマルシェの前で

行き交うマダムの前に立ちはだかっては
罵声を浴びせ続ける浮浪者に会いまして

その時は一緒にいた友人と
大人しく迂回したけれど

この日はバスを待っている状態で
しかも私は息子と2人。

そんな時に道の先の方から

右にふらふら、左にふらふら
手にはよくわからない物を持ち
何やらぶつぶつ言いながら

バス停に向かって来た人がいたのです。

逃げたら怒りを買って
すごい勢いで迫ってきそうだし

でも
近づいて来たら怖いしどうしよう。と

とにかく冷静に

彼の進行方向を邪魔しない位置に移動して
動向を見守っていた私。

私の他にも数人
バスを待っている人がいたけれど

とりあえず皆
私と同じ感じで現状維持です。



その浮浪者はどんどんと近づいて来て
バス停の近くのゴミ箱の前に立ち止まったと思ったら

中の物色を開始。

そして
ウイスキーの瓶を発見した模様です。

でもどうやら
それが空っぽだったのが気に食わなかったらしく

突然、その瓶を
バス停の前の道路に投げつけた。



rue.jpg

ええ
私たちの目の前です。

もちのろんで
大きな音を立てて割れるウイスキーの瓶。

しかも1本では無く

そこにある瓶やボトルを
次々に道路に投げ出した彼。

もう、その暴走
誰にも止められません。



数メートル先にいる
怒り狂った酔っ払いの浮浪者。

ああ!いったいどうしよう!怖いよー!と
内心ドギマギしている私の心配をよそに

”C'est pas bien!  Monsieur!"
(いけませんよ!ムッシュ!)

と言い放った息子。



なっ なんと!

火に油!!!



これはやばいぞ。どうしよう。
さすがに挙動不審になる私。

そんな時

身なりの整った40代は半ばの
素敵なムッシュがやってきて

"他の車が通ってガラスの破片が飛ぶかもしれないから
子供たちを反対に向けてこちらで待機して"



私と
もう1組の親子を誘導。

さらに
酔っ払いの浮浪者が去るのを
一緒に待ってくれ

その後はすぐに

”マダム、私のカバンを見ていて下さい。

あちらにいるガードマンの人に
すぐに清掃の人を呼ぶように言ってきますから”

と、ちゃっちゃとスマートすぎる対応。

そして

バスに乗るまで
一緒にいて下さいました。

私にとって彼は
完全にこの日のヒーローです。



人は見た目で判断できないとは言うけれど

さすがにこの日は
”やっぱり見た目も大事だわ”と思った私。

そういえばアメリカのヒーロー系も
実は超お金持ちできちんとした身なりの人が多いもの。

うんうん。

って

極端か。

でも、もう
見た目からして

対照的な2人、だったんですもの。



さすがにこんな事件は
パリにいてもなかなか起きないけれど

いつどこで
何が起きるかわからないこの現在

今回はこのムッシュがいたのは
たまたま運が良かっただけで

母として

一人でもちゃんと対応できるよう
もっと強くならないといけないな、と

拳をぎゅっと握りしめた

私だったのでした。

こんな街で
今日も頑張って母ちゃんやってる私に

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ホームレスとパリジャン。

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パリに来た事がある方は
ご存知だと思いますが

パリの街には
浮浪者がたくさんおります。

paris217.jpg

パリに住み始めた当初は
なんとなく怖くって

正直ドキドキしながら
近くを通ったりしたけれど

そんなんではパリでは生きて行けないと悟った今
気にしない様になりました。

なんせパリの浮浪者は1万人以上。

日本は全国でも6500人位と言うから
その密集度がわかっていただけるかと。

出かけると見かけない日はないのです。

治安が良かろうが悪かろうが
ブランド街だろうがスラム街だろうが
観光地だろうが住宅街だろうが

多さやタイプは違うにせよ
どこにでもいるのです。

P1010417.jpg

そんな浮浪者の中でも
様々な方達がおりまして

かなりの率で多いのが
犯罪集団”ロマ人”の浮浪者もどき。

お金を稼ぐために

ハンディキャンプを持っていたり
小さな子供がいたりする人を使っているパターン。

女性の率がかなり高いです。

自国ルーマニアでは
豪邸に住んでいたりする人もいるらしく

パリへ出稼ぎのために来て
浮浪者している人達なのですね。

彼らは観光地や人が集まる所に多いです。

 opera1.jpg

そして次に多いのは
失業者パターン。

オフィス街や地下鉄などにいる事が多い彼らは
移民が中心。

夢を持ってパリに来てみたものの
実際には仕事が無く

食べる事が出来ず
浮浪者でなんとか生活をしている人達。

座ってるだけの人もいれば
歌っている人もいる

地下鉄では楽器を演奏したり
パフォーマンスをしたりする人もいる。

カフェなんかに座っていると
突然やってきてお金をくださいと言ってきたり

とにかく色々なパターンがある。

でも

そんな感じで

犯罪に走る事よりも
浮浪者として生きる事を選んでいる彼らは

けっこう優しい方達が多く

いつもだいたい同じ場所に座っているせいか

毎日顔を合わせるパリジャンたちと
普通に話をしたりしております。

時には楽しそうに談笑してたり
まるで仲良しの親友の様に見えたりもして。

浮浪者に見え無い方も多いです。

初めてこの光景を見た時は
正直びっくりした私。

日本で浮浪者の方と一般の人が仲良く話している姿を
今まで見た事が無かったので

違和感すら感じたのかも。


でも、パリではこれ、案外、普通の事。

相手がホームレスであろうとも

話しかけられると
パリジャン達はちゃんと会話をするのです。

Tour_Saint-Jacques.jpg

うちのダーさんに
その話をちょこっとしてみたら

そのリアクション

”彼らは浮浪者でも
彼らなりの仕事をしてるんだよ。

人にお金を頼むのも
ちゃんとした彼らの仕事の1つ。

なので、話すのは当たり前でしょ?”

と。

ましてやきちんと話しかけてきてくれている人を
ないがしろにする方がおかしい。

お金をあげるあげないは別にして
きちんと話しかけられたら話を返すのがマナーだと。

確かにこれ
とってもフランス人な考え。

見た目による差別的な事はしないけど

相手の態度によって
とことん対応をかえる国民なのよね。



ほら、よく
パリに旅行した方で

”パリジャンが冷たかった”

なんて言う人がいるけれど

浮浪者にも
きちんと対応するパリジャン達なのに

旅行者に冷たいなんて
ありえない話なのですよ。

たいていそういう場合は
なんらかの”フランスルール”をやぶっていて

相手の方の気分を害してしまっている可能性大。

きちんとお店に入ったら
”ボンジュール”や”これ見てもいいですか?”
等の言葉を言わないとか

サービスされるのが当たり前と思っていて
”メルシー”を言わないとか

担当のサーバーじゃない人を呼び止めて
オーダーしようとしたり

道を聞くにも挨拶なしで
突然聞いてくるとか

etc etc

必ずや理由があるんですよね。

そう、フランス人達

とにかく、挨拶やマナー等にうるさいのですよ。

でも

それをしっかり守りさえすれば
とっても優しい国民なのです。

面倒でしょ〜?
でも、わかりやすいでしょ〜?

pariscafe3.jpg

と、話はずれてしまったけれど

さてさて

そんな浮浪者の中でも
やっぱり要注意の人がいるのも確か。

それはね

断然

”お酒や薬で理性を失っている人”

彼らは本当に危険です。
近づいてはいけません。

そんな人はだいたい
見た目は完全に浮浪者だけれども
けっこう身軽で

ふらふらと彷徨っている事が多いです。

理性がないので突然奇声を発したり
誰かを脅かしたり罵倒したり

そんな事があります。

さすがにこのレベルのホームレスになると
繁華街や治安の悪い場所での出没頻度が高いけれど

先日



出会ってしまったんですね。私。
しかも息子と一緒の時に。

場所はブランド街の
アヴェニューモンテーニュ。

まさかと思っていた場所なので
すっかり気を抜いていた私。

さあ!どうする愛ママよ!

その時の話は、またあらためて〜。


さすがにパリに長く住んでいると

ロマの犯罪集団は
見分けがついてくるけれど

突然あらわれる
理性の無い浮浪者の対応は無理ーっ



この街で暮らすには
まだまだ苦労が絶えない私に

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今回のスリの手口。

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前回のブログに書いた様に

まんまとリスにあってしまった
ダーリンパパさん。

気づいた時には財布が無く
しかもカードで現金まで引き落とされていたという

最悪なスリだったのですが

もちのろんで

暗証番号を知らない限り
カードを利用する事はできません。

でも、じゃあなぜ
引き落とせたのかと言うと

パパさんには1つ
思い当たる事があったのです。

それは

モンパルナス駅で
地下鉄のチケットを買おうとしていた時の事

カバンから財布を出して
カードで買ったパパさん。

そう

実はその時から
このスリは後ろにおりまして

しっかりちゃっかり
カードの番号をチェックしていたのです。

そして
その財布をどこにしまったかなども確認しておき
犯行に及んだのでは、と言うわけです。

IMG_8885_2016062922301459d.jpg

そんな人が
真後ろにいたら

気づきそうなものだけど

いつもたくさんの人たちで賑わうモンパルナス駅では
なかなか気づきにくいし

しかもポリス曰く

このカードの番号をチェックした人と
実際にスリをした人が違うのではないかとの事。

番号などをチェックした人は

普通にパパさんの後ろに並んで
そのままチケットを買うふりをしただけ。

でもって

近くで待機していた仲間がなに食わぬ顔をして
パパさんの背後に回りスったと

そういう訳なのです。



そういう連携プレイをするスリ集団は
ほんとーーーに多い。

なんせ
現行犯でなければなかなか逮捕でき無いパリ。

スった財布をすぐに仲間に渡す事で

その場で何か言われたとしても

”は?なんなら証拠は?
私はあなたの財布なんて持ってませんけど?”

と言い逃れ出来るのですね。

まったく
セコいところには頭が回る人たちめ。

その知恵
もっと世のためになる事に使いなさいよね。



パリジャン達はどんな人がスリなのか
見ればすぐにわかるので

被害にあう率は少ないし

スリ集団の手口がわかっているので
これまた被害者になりにくい。

でも
観光客はもちろん

平和な田舎街から来たパパさんは
さすがに誰がスリだかはわからない。

地方からの電車が到着する
モンパルナス駅での犯行と言うのも

そんなのを考えた上なのよね。

tgv11.jpg

とにもかくにもそんな訳で
まんまとスリ被害にあってしまったパパさん。

中にはクレジットカードやら銀行のカードやら
免許証etc

そう言う大事なものがたくさん入っていて

色々と手続き必須で
そういった意味でのショックはもちろんあるけれど

でも、何より
スリって

なんかね、とにかくね

むかつくんだよね。



何にむかつくかって言われると
説明は難しいけれど

多分それは

防ぐ事が出来ただろうに
スられてしまった自分にむかつくし

いつもは気をつけているのに
たまたま気を抜いた瞬間を狙われたのがむかつくし

スリと言う犯罪行為で
簡単にお金を手にしたスリ集団にむかつくし

ちゃんと生きている人が
こういう人たちの被害を受けると言う現実にむかつくし

被害額とか被害内容とか
そんなのは関係なく

このイライラは
なんとも言えないものなのです。



でもきっと
そんな風な犯罪しながら生きている人たちって

絶対に幸せな人生を送って無いし
この先にも本当の幸せは待ってない。

なので

そんなかわいそうな彼らに
小さなお恵みをあげたと思えば
なんとなく気が休まるかな。

確かに犯罪者達って

ほんとーーーーに面倒でいらつくけれど

彼らの人生って
きっと私の想像出来る範囲を遙かに超えて
不幸なんだよね。

本当なら普通に生活して生きて行きたくても
それが許されない状況にあるんだろうな。

そんな事をせずに
ちゃんと生きていけている私は
幸せなんだわ〜。

と。

イライラを解消するために
完全に上から目線になって

彼らを哀れむようにしています。

それが私流
イライラの発散法でございます。

bus.jpg

それでもやっぱり

彼らの存在がうざくてむかつく気持ちは
どうにもこうにも抑えられ無い

スリの街、パリに住む私。

皆様もパリでは
じゅうぶんお気をつけくださいませ。

現金はたくさん持ち歩いちゃダメですよ〜。
パスポートは財布とは別の場所に入れておいてね〜。

と言う

パリのスリ注意のブログ。

こんな身内の経験が

これからパリにいらっしゃる方たちの
少しでも参考になったのなら

これまた本望です。

そんな危険な街で今日も普通に生きている私に
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プロフィール

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Author:マダム愛
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