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ポルトガル人です。

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友人のパリジャンT君が
パリでアパートを購入した時

不動産屋にこんな事を言われた。

”こちらの物件の管理人さんは
ポルトガル人ですよ

この言葉

日本人の私からすると
なんのこっちゃな感じなのですが

パリでは不動産を購入する上で
とってもキーポイントになっているらしい。

それは
どういう意味かと言いますと

不動産屋の言葉には

こちらの物件の管理人さんは
ポルトガル人ですよ。

”なので安心して下さい。管理は完璧です”

と言う意味合いが含まれていると言うのです。

IMG_2345.jpg 

フランスには色々な国から
大量の移民が流れ込んで来た歴史があります。

色々な国籍、人種が混ざり合い
今のフランスを形成しております。

そんな移民は
この国で生きる為に

”フランス人がやりたがらない仕事”

をするのが普通でして
それこそ、メイドだったり清掃員だったり

”フランス人の為に”働く仕事につくのです。

アパートの”管理人”と言うのも
移民の仕事の代表の1つ。

アパートの1階部分に住居を与えるかわりに
このアパートを管理してね。

と言う

そんなお仕事なのですね。

IMG_6283_20161216183527f2e.jpg 

こんな風に書くと

とても人種差別的で
あまり良い印象は無いかもだけど

いや、確かに

彼らがフランスに渡って来た時は
そういった差別が大きかったのかもしれないけれど

何十年もの時が流れた今
その考えは大きく変わっておりまして

それがさっきのセリフの1つ

”ここの管理人はポルトガル人”

なのです。

それはすなはち

”ポルトガル人は管理人として
とっても優秀な存在”

と言うのを
フランス人たちが認めて一目置いている。

と言うわけなのですね。

parisalmaeiffel.jpg 

フランスはこの様に

出身国によっての職業が
とても偏っておりまして

そこにはこういった
ちょっと黒い歴史があったと言うのもあるけれど

でも

彼らは彼らなりに
自分たちの得意分野を活かして仕事を手に入れ

そして
後々、フランス人にも一目置かれる様な
そんな立場になっていて

自分達で自分達の居場所を
この国で作り上げたんですよね。

日本の様に
単一民族の感覚から考えると

なんだかそれすらも
ちょっとした人種差別なのでは?
と感じるかもだけれど

私がフランスにいて思うのは

フランス人は”人種差別”を特別している感じはしません。
(もちろん、中には激しくする人も残念ながらおりますが)

どちらかと言うと
フランス人が行なっているのは

”人種区別”だな、と感じます。

貴方はこの国の移民だから
フランス人よりも下だよね。

と言う差別的感覚ではなく

貴方はこの国の人なんだね。

それだと、こんな言語だね。
こんな分野の仕事が得意だね。
こんな性格な人が多いよね。



彼らの事を理解した上で”区別”をしていて
そこに”差別的な感覚”はありません。

さっきの職業的な感覚で言うと

日本で言うなら例えば

”ネイリストは女性”
”漁師は男性”

みたいな感覚で

日本の皆さんだって

”ネイルは可愛らしいし
手先の器用さが必要な繊細な仕事で
女性がむいてるもんね”

とか

”漁師は肉体労働で過酷だし
家庭を守ってくれる人も必要だから
男性がむいてるよね”


すんなり受け入れて

逆にネイルサロンに行って担当が男性だったら
”あら、めずらしい!”
って思ったりすると思うんですよね。

でも、ここには特に
”男女差別”
なんかの感覚はないでしょ?

フランス人の移民に対する感覚は
そんな感じに近いと思います。

日本人にとっては
生まれた時から当たり前にいる男女。

フランス人にとっては
生まれた時から当たり前にいる移民達。

だからこそ
”差別”
って感覚ではなく
”区別”
なんだろうな。と。

以前もブログで書いた事があるけれど

パリでは路上生活者の方が多く
様々な場所でお金を下さいと言われるけれど

フランス人は彼らの事ですらも
特に差別する事なく

普通に一緒に世間話をしたりする。

なぜならフランス人は彼らの事を
”ああやって、人にお金をもらうのが彼らの仕事”

と思っているからなのですね。

IMG_7193.jpg 

日本、フランス
両国を知っている私から言わせると

人種に対する差別,,,と言うか偏見は
日本の方が大きい気がします。

それは

日本人は何よりも
外国人に慣れていないからであって

それゆえ
どうしても先入観があるんですよね。

実際TVやマスコミでしか
その国の事を知らない人も多く

実際にその国の人を目の前にした時に
平穏な態度が出来ない人も多いと思います。

あとは例えば

フランスの友人達が日本に行った時などを話を聞くと

電車などでは
明らかに皆に避けられたと言っていまして

日本人として代弁すると

多分これは

”外国人に話しかけられたらやだな”

と言う気持ちがあったからだと思うのですが

そんなの
彼らからしたら知ったこっちゃありません。

”自分たちが電車に乗ったら皆がよけた。”
その事実しかわからないわけで

それはもう

”差別された”
って思われても仕方が無いと思うのです。

もちろんフランス人相手だけでなく

日本の方の中には
実際に会った事も見た事もない国民でも
イメージで嫌っている方が多い。

フランス人は
イメージで人を判断する事はありません。

まあ、アジア人と言えば
つり目のイメージとか
そんなのはあるみたいだけれども

別にそれは差別の意味ではなく
”そう言う人種”と言うだけの話。

なんですよね。



あとはやっぱり
日本は国際結婚の壁も大きいと思います。

親が絶対に結婚を許してくれない人種。
と言うのもあると思います。

そんな点でフランスは
とっても寛容です。

他にも例えば

よく海外で
日本人が”ニーハオ”と挨拶された
なんか嫌だわ。

なんて話を聞くけれど

それこそ

私のフランスの友人は誰一人
日本で”ボンジュール”なんて言われた事はありません。

絶対に英語で”ハロー”です。

でも、そんなのを彼らは気にしません。

なぜならフランス人は

”日本人はそう言う国民”と理解して
わかっていてくれているから。

そう

世界には色々な国民がいると言う事を
身を以てわかっている人たちなのです。

むしろ

”ニーハオ”と中国語で挨拶されて
嫌だわ〜と思うのは

”中国人と間違うなんて失礼だ!”
って気持ちがあるからで

そこには要するに
中国人への差別があるとも言えてしまうんですよね。

日本人のほとんどが
ドイツ人、イギリス人、フランス人の区別が
つかないにもかかわらず

間違われるのは嫌。

きっと日本人って
民族意識が高い国民なんでしょうね。



まあ、でも、実際は
色々な民族が集まっていると
その思想とかが違うわけで

上手に共存するのは
なかなか難しい面も多いのが事実。

フランスという国に入ってきた移民は
”フランス”にいるのにフランス人にはなりたくない。
あくまでも自分の国の思想を貫きたい!

となるから

どうしてもね、やっぱりね
生きにくいな〜と感じる人も多く出ちゃうんですよね。

私も移民の一人だけれども

この国で”日本魂”にこだわって生きようとしたら
きっと大変だと思うし

そもそも地盤が”フランス”なんだから
そこで日本を貫くのは無理があるわけで

でも
私みたいに人生てきとー。どうにかなるさタイプだと
適応能力も早く

郷に入ればなんとやらだわ〜と
馴染めちゃうので

だからフランスでも
特に違和感なく普通に暮らしているのかな、と
思います。

海外で暮らすって
皆さんが想像している以上に
色々と悩むところもあるのよーーーーっ

って

なんだか難しい話になってしまったけれど

要は
うちの管理人さんも言われてみればポルトガル人で

確かに、かなり優秀で

T君から聞いた事はほんとだな〜と思った

そんなお話です。
ちゃんちゃん。

と、最後は軽くまとめてみた私に
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3月上旬に行き

思いがけず

かなり楽しかった

”Salon de l'agriculture"

salondeagri.jpeg 

農業大国フランスの強さを見せつけられ
圧倒されまして

その後は義両親と
食料自給率の話で盛り上がりました。

IMG_7585_20170309055857eb9.jpg 

日本の数倍の食料自給率のあるフランス。

フランスって本当に食料が豊富で

しかもマルシェなどに並んでいる野菜とかお肉とか
どれもびっくりする程美味しい。

日本は70%が山なのに比べ
フランスの国土は平地が多いから

農業用地にしやすくて
そんな点でもとっても恵まれているよね。

なんて言う話をしたら

義ママが思いがけない事を言って来た。

それは

"確かにフランスは農業大国で
先進国の中ではとても恵まれているけれど

でも

その”農業大国”であるからこそ
貧乏な農家が非常に多く

農家の全体の25%が
月300ユーロ以下の収入しかないのよ"

と。

しかも

貧乏を苦にする
農家の自殺が近年増えて来ているんだとか。

IMG_7574.jpg 

これにはかなり衝撃を受けた私。

フランスは弱者に優しい国のイメージがあり

例えば移民なども普通に受け入れ
手当で生活を補助するのに

その一方で
代々続くフランスの農家が
自殺に追い詰められている状態だなんて。



これ
農家が多いからこそ出てくる問題でして

弱い農家は
生産物を安く買い叩かれてしまうかららしい。

でも
少しでもいいから収入を得たい農家は
それで我慢するしかなく

どんどんと貧困に追い込まれていってるんだとか。

要は農家といっても

交渉力やビジネス感覚がある人が
勝ち組になっていると言う事なんですね。

なんだか切ないけど
どの世界もそうなんだよね、要するに。



スーパーで格安で売られていたりする
野菜や果物達はもちろん
ヨーグルトやチーズ、牛乳etc

安くなっていると
ついつい喜んで買ってしまうけれど

その裏には
貧困で苦しんでいる農家も多数いるのかと思うと

ちょいと複雑な気分だわ。

国土に恵まれ自給率が高く
豊かだと思っていたフランスだけれども

それはそれで大変な一面があるんだと
改めて感じさせられた

そんなお話だったのでした。

フランスの負な部分のお話で恐縮ですが
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先日

出張中の旦那君から送られて来た
とある1枚の写真。

それは
フランスのビジネスチャンネルの1シーン。

なんだこの

私には全くもって無縁そうな世界の写真は!?と
覗き込んでみましたら

あああああっ!
な、な、なんと!!!

プレゼンらしきをしてるのは
まさにうちの

”旦那様”

では無いですか!?

FullSizeRender-5.jpg

BMFビジネスと言えば
私でも知っている位有名な
ビジネス番組。

なんでそんな偉そうな番組に
君が出てるのさーっ!



突っ込んでみましたら

どうやら
今やっている彼のプロジェクトが
この番組に取り上げられ

それの説明の1部として
彼のプレゼンシーンが映し出されたのだとか。



実は私

こう言っては何だけど

イマイチ、うちの旦那の仕事を
把握しきれていない。

ただでさえ興味の無いエンジニア的な内容な上
フランスでの仕事となると

理解しようと言う気にすらならないのさ〜。

なので今年に入って急に出張三昧になったのも

どうやらとある国の
壮大なプロジェクトが絡んでいるらしいと

そんな
ザクっとした情報くらいしかわかっておらす

まさかこんな風に

フランスのビジネス番組で堂々と取り上げれる位
すごい国家プロジェクトだったなんて

思ってもいなかったのです。



そもそもフランス人って
オンとオフがはっきりとしている国民なので

仕事を家庭に持ち込むとか
そんな事もいっさいしないから

ほんとーにわからないのですよ。

って、完全に言い訳ですけどね。



そんなんで

思いがけない方向から
旦那の仕事の詳細を知る事になった私。

私が思っている以上に
とてつもなく大きな仕事なので

プレッシャーもすごいだろうに

よくもまあ
私の前ではあんな風に普通でいるねと
改めて尊敬です。


私たち妻、息子にとっては

フランスではかなり珍しく
仕事バリバリで家にあまりいれないパパで

やっぱりね
どうしてもね

不満な点もあったりするけれど

でもでも
こんな風にバリバリ働いている旦那君は
とっても誇らしいし

国の未来の為にも頑張って欲しい

そして

彼をサポート出来るような
家庭環境を作らないといけないな、と

嫁としてちょっと反省もし
気合を入れ直した

そんな日だったのでした。

とにかくまずは

嫁の非情なわがままを
もうちょっと封印する事から始めるかな。



そんな彼はつい先日
1つ年齢を重ねました。

ビジネスマンとしてはもちろんだけど

ますます旦那としてもパパとしても
充実した1年が迎えられますように

なーんて
身内の話で恐縮ですが

やるじゃん、旦那君!
そしてお誕生日おめでとう!

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そして我が家にハッピーが。

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