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パリの市営住宅。

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我が家は2人の清掃の方と契約をしている。
1人はフィリピン人でもう1人はウクライナ人。

2人とも女性でして

旦那がパリに出稼ぎに行き
一緒について来たパターン。

なんでもやるからお仕事を下さいと
ちょっとノアールな感じで仕事を探し

単発で清掃員、ベビーシッターなどの仕事を
かけもちしています。

でもこれが多分、パリの清掃バイトをしている人としては
1番多いパターンだと思われる。

parisparis6.jpeg 

貸しアパートが1つしかなかった時は
フィリピン人の女性だけを雇っていたけれど

ウクライナの人も雇うようになり
比較ができる様になった今

フィリピン人の方の仕事のいい加減ぶりに
ちょっと頭を悩まされている今日この頃。

どんどんと清掃が雑になっているし備品を平気で壊す。
さらにはドタキャンなどもしてくる事もあり

その度に私が色々と振り回され
けっこう大変な目にあっております。

我が家のお掃除をしてもらった時は
掃除が終わって帰る時に
ちょっと待って〜と言って突然トイレに。

綺麗にしたばかりのトイレを最初に使うのが
彼女自身だったのもちょっと驚いたし

使い終わった後が汚くて
それも嫌だったし

そしてこれは日本人的な感覚かもしれないけれど

”トイレをお借りします”も何も言わないで突然駆け込まれるのは
抵抗があるんですよね。

それに比べてウクライナの方は
元々教師だった事もありとっても真面目。

そして本当に仕事が丁寧でして
ああっ!そこまでしなくても良いのに!
と言うレベルまでやってくれる。

お願いした時間に遅刻した事は1度もなく

早く到着したら
アパートの前で時間が来るのを待っている。

なんて真面目!

なのでどうしてもどんどんと
フィリピン人の彼女に不満がたまっていってしまうのよね。



でもこの彼女

パリの治安の悪いエリアで
義両親と一緒に小さな小さなアパートで暮らしている。

でもってうちのと同じ年齢の息子がいて
しかもその息子が大きな病を患っているらしいのです。

なのでなんだか強い事も言えず
契約も切ることが出来ず

ずるずると契約を続けている感じ。

私ってば典型的な
NOと言えない、義理と人情の日本人なのよ〜。



でも、つい最近
たまたま彼女が息子を連れて歩いている所に遭遇したら

いや〜、息子くん
びっくりするほど元気そう。

元気に走り回っていて
体格も標準以上で見事な発育っぷり。

うちの息子以上に強そうです。

あれれれ?
死にそうな病気って言ってたのに
どうなってるんだ?

つい1〜2ヶ月前に入院して手術するからと
清掃ドタキャンしたよね?と
ちょっと疑問に思ったけれど

まあ、元気になったのなら
むしろめでたい話じゃないかと

そんな風に思う様にしておりました。

paris28.jpg 

この夏は1ヶ月バカンスに行くから仕事が出来ないと
宣言もされており

1ヶ月もバカンスなんて優雅だね〜

でもきっと今までお仕事頑張って来て
でもって息子さんも元気になったから

そのお祝いなのかね。と
ここでも前向きに考えた私。

でも、そんな彼女が先日こう言ったのです。

”聞いて聞いて!

パリの16区
Victor Hugoのアパートに引っ越す事になったの!

60平米で2つの部屋があって
もう、最高!”

と。

paris10.jpg 

さすがにこの発言には、愛さん、びっくりよ。

だってVictoir Hugoエリアって
パリの中でもけっこうな高級住宅地で

60平米超えの2LDKなら
家賃2000ユーロとかの場所なのよね。

パリでアパートを借りるには
手取りがその3〜4倍あるのが必須条件。

そうなると
実は超やりての旦那様持ち?
趣味で掃除やらシッターやらをやってるの?

と思っていたら

”パリ市の市営住宅なの”

ですって。

なーるーほーどーっ!



そう、パリには
低所得者の為に市営住宅がありまして

しかもそれが
けっこう良い場所にあったりする。

2LDKが標準で
家賃は相場の10〜5分の1位で超格安なのです。

申し込む為には
低所得である事が絶対条件で

でもって、もちのろんで
皆が申し込むわけなので

最低でも2年待ち。

10年待ってもまわってこないのが当たり前で
大半の人が途中で入居を諦めると言うそんな物件。

でも

子供がいたりすると優先され

しかもその子が病気だったりすると
さらに優遇されるらしく

彼女ファミリーがフランスに来て2年で
この物件を借りれる事になったのは
ある意味納得なのよね。

IMG_4081_20170529041144bc1.jpg 

でも

でもでも

市営住宅と言う事はすなわち
税金でまかなっている住宅と言う事。

でもってその住宅が
フランス人では無いファミリーに優先して利用されると言うのに
ちょっとびっくりした私。

超高い家賃を払って
ひーひー言いながら暮らしているフランス人にとっては
なんだか複雑な現実だと思うのです。

実際フランス人で
夫婦でバリバリ共働きしてても

それでもパリ市内に住宅を維持するのは大変で
パリの中心から離れた所に住む人が多いのが現実。

でもこれがフランスなのよね。
弱者にとことん優しいのです。

実際に
日本の生活保護の捕捉率は約17%だけれども
フランスは91%なんですよ。

このデータからも
いかにフランスの社会保障がすごいかがわかって頂けるかと。

自国で生活が厳しい人は
9割以上の人が最低限の生活を保証されるフランスに
とりあえず流れて来たくなるよね。

って
こんな感じで弱者を悪く言う様な内容を書くと
たたかれそうな気もするけれど

でもね
何がひっかかるかって

いいんですよ
頑張っているけど本当に辛い生活を強いられ
どうしょうも無い人に税金を使われるのは。

彼らだってフランスに住みフランスで働いている以上
フランスに税金を納めているわけで

その恩恵を受ける権利があるのです。

でも
彼らの様なファミリーの場合は
なんだか違う気がするのです。

実際に
彼女は自分の稼ぎ全部を市に報告はしてないみたいだし

旦那さんについても

平日はいつも家にいて
ごろごろしててやんなっちゃう!

なんて彼女が言っているので

それがなんとも納得出来ない点なんですよ。



こういった市営住宅を利用している人が
それを悪用した例が実際にありまして

それは
シャンゼリゼ通りにほど近い
8区の超1等地にある市営住宅での話。

市が抜き打ち検査に入った所
かなりたくさんのファミリーが

その部屋をAirbnbなどで
旅行者向け短期貸しアパートとして貸していて

月に平均して3000€程稼いでいたそうな。

ちなみに彼らの家賃は
月に300€だったそうな、、、

そんなニュースが飛び込んで来ると
なんとも言えない気分になる。

こんな事が起きると
移民を受け入れる事に対する嫌悪感が生まれ
反対する人が出るのは当たり前ではないかー!

日本でも

在日の外国人が生活保護を受給しているし
世界では弱者を守る当たり前の法律ではあるみたいだけれども

フランスはそれを受ける人の割合が桁違いなので
相当な金額が使われているのは間違いない。

何より弱者を救う法律が
"本当の弱者"を救える為の者になって欲しい。

でないと移民の多いこの国は
いつか崩壊してしまうっ!

パリって私達の様な中流階級にとっては
ある意味一番住みにくいのかもな。

そんな風に思ってしまった
私だったのです。

それでも未だに
彼女との契約は続けている私。

うーん、、、、。

うーん、、、、。

どうしたもんかねぇ。

日本人だからと言って
NOと言ってもいいのよ〜

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いろいろな人に

”来てたんでしょ?

ねえ、ねえ、来てたんでしょ?”

と聞かれた

7月の中旬。

誰って、ある意味、時の人

アメリカ合衆国大統領の
トランプさんです〜。

IMG_5182.jpg 
画像はお借りしました。

マクロンの奥様相手に
セクハラ発言を放ち

世界からブーイングを受けたという

なんともトランプ大統領らしいフランス訪問。

本来ならフランス人
こんな言葉にはシュールなジョークで
返すのが普通だし

特にこのブリジッド夫人やマクロン大統領は
そういうのが得意なんだけど

いったいどんな返しをしたのか
記事が見つからなかったので

さすがの言葉の魔術師夫妻であっても

思いもよらない言葉にドン引きし
何も言い返せなかったのかなと

推測しております。

まあ、ドランプ大統領にとっては
女性は見た目がなんぼだから

女性を褒める

イコール

こういった外見の言葉になってしまうんでしょうね。

内面を重視し
24歳の年上妻をもらったマクロン大統領。

トップモデルで超美人の
24歳年下妻をもらったトランプ大統領。

絶対にわかりあえない女性に対する価値観。
ある意味対象的すぎる夫婦すぎてうけるわ。

IMG_5181.jpg 

この日は
皆で観光をし

女性陣は小児病院などを訪問

セーヌ川クルーズなんかもし
かなりパリを満喫されたご様子。

IMG_5183.jpg 

その分、我々パリ市民は

いく先々で通行止めやバス進路変更に巻き込まれ
やっかいだったわー。

ちょうどアルマ橋を渡ろうとしたら
ディナー帰りの大統領御一行様の車達がいたため

15分の足止め、とかね。

トランプ大統領の車
めちゃくちゃ巨大だったのに

マクロン夫妻の車がちっちゃくて
でもさりげなく窓から顔を出して手を振っていて

好感度大〜

IMG_5061.jpg  

7月14日の革命記念日の来賓として
フランスに来ていたトランプ夫妻。

なので今年のパレードには
アメリカの軍隊や戦闘機も参加して

いつもとは異色な部分もあって
それはそれで面白かったわ。

とりあえずアメリカの戦闘機達
巨大だったー!

もちろん色々なサイズのものがあるだろうけど
あえて革命記念日用に巨大なのを用意したアメリカ。

映画「タイタニック」のローズの言葉

”フロイト博士の論文をご存知?”

と嫌味っぽく言ってみたくなるわ。

ふふふ。

IMG_5042.jpg 

こんな感じで
トランプ大統領夫妻を迎えたパリ。

結局、話し合いは進まずに終わったらしいけど

まあ、なんか
色々な意味でこの2人は合わない気がするので

それも納得。

妙に気があって仲良く肩とか組まれても
なんだか嫌だし、いっかな。と

パリに住んでいる1市民として
色々な事を感じた

45代アメリカ合衆国大統領の
フランス訪問だったのでした。


と言う

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2017年5月8日
フランスの大統領が決まったこの日

我が家はと言いますと

5年前の大統領選挙の時と同じように

家で選挙特番を見ながら
アペリティフをしておりました。

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しかもそのメンバーは
5年前と同じ夫婦。

に加えて

それぞれの息子君達

合計6人でございます。

FullSizeRender_5_201705171833303de.jpg 

さあ、もうすぐ20時。

いよいよ大統領が決まるわ!
となった時

テレビの画面がキラキラ〜と
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そして出てきた出てきた
今回の候補者の2人が!

そしてカウントダウンが始まった!

2、1、、、、

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ゼロ!

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65.1%の票を得て

39歳の若き大統領誕生です。

フランスでは
ルイ・ナポレオンの40歳の記録を超え

史上最年少の大統領となりました。



その後は
ありがとう〜的な演説をし

そのあまりにも緊張している顔は
見ているこちらが心配になる程で

IMG_8536_20170517183341beb.jpg 

その後行われた

ルーブル美術館前での
支持者達を前にした演説では

登場した時に

右手と右足、一緒に出てきちゃいそうな
ロボット歩きじゃん!

本当にこの人で大丈夫?と

IMG_8607_201705171833320a1.jpg 

これまた心配になってしまう感じで登場。

IMG_8608_20170517183333b33.jpg 

でも、あれから2週間が過ぎた今
正式に大統領になりまして

すっかり落ち着いて、、、
きたかな?どかな?

奥様が近くにいると
別人の様にしっかりして見えてしまうのは
気のせいかしらね。

emaetbri2.jpeg 

約65%の獲得票は

約35%のマリールペンに比べると
圧勝したと言う様なイメージもあるけれど

IMG_8571_201705171833433f7.jpg 

でも実際、今年の大統領選挙の投票率は
非常に低く75%程。

そして、その投票した中にも

誰の名前も書いていない
白紙投票が10%近くあったので

そう考えると
支持率は全国民の過半数以下。

なかなか大変なスタートになりそうです。

他に投票する人がいないから
彼にしたと言う

消去法の支持者も非常に多いマクロン氏。

でも
そんな風に期待されていないからこそ

そして
変な風に汚れていないからこそ?

思い切った事が出来るのではと
期待しておりますよ。



フランスの未来は
今後どうなっていくんでしょうね。

とりあえず

日本の皆様が気軽に、そして安心して遊びに来れる
そんな環境を作って欲しい。

在パリの日本人な私にとっては
それが一番身近で切実な願い、なのです。


やっぱり何より
平和なパリになってほしいよね!

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プロフィール

マダム愛

Author:マダム愛
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